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2015.11 劇団西一風第73回本公演

『Qu'est-ce que c'est que moi?』

脚本・演出:岡本昌也

出演:大中善裕/森脇康貴/西村あかり/千葉耕平/山本拓耶/田岡真路/奥村半太/福井裕孝/高橋春香

スタッフ:坂田ひなた(衣裳)/大平順子(衣裳)/おりょう(音響操作)/新原伶(制作)

製作:劇団西一風

73回目の本公演。戯曲を構成する<物語>・<関係性の構築>・<作家の主張>の3つの要素に焦点を当てた作品。各セクションにおいて俳優の言葉・動作は制限され、舞台上では普段日常では決して使用しないセリフが飛び交った。「西海岸沿いに見えるキリンの肛門を描きなさい!」という非日常的な言葉で主人公が借金取りに迫られる場面から物語が始まる。借金取りに追われる兄妹とその周囲の人々との間に生じる変化と捻じれを描いた悲劇。舞台床から突き出る樹木や動く壁、個性的な衣装が特徴。タイトルはフランス語で「あなたのなかにあるものは何ですか?」という意味。

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